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【映画】タイタニック 実話を題材にしたジャックとローズの物語

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映画
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映画の概要

本作はジェームズ・キャメロン監督・脚本による1997年のアメリカ映画である。実話である1912年の英国客船タイタニック号沈没事故をベースに、上流階級の女性と、下流階級の青年のラブストーリーを描く。当時、映画史上最高の世界興行収入、日本歴代興行収入第1位、アカデミー賞11部門で受賞といった華々しい記録を持つ。

感想、評価★★★★★

リアリティのあるフィクション

本作品のポイントは、タイタニック号の沈没という有名な実話に、フィクションであるラブストーリーを載せたことだ。単に恋愛フィクションだけであれば、「作り物っぽさ」がどうしても残り、何よりありふれている。しかし、作り込まれた史実の再現によって、身分差のある恋愛といういかにも創作なラブストーリーでもリアリティが生まれていて、映画の世界に抵抗感なく入れる素晴らしい作品だ。

信念に殉じた人々

物語後半、タイタニック号が氷山と衝突後して沈みゆく中、人々の様子が描かれる。最期まで見苦しく他人を押しのけて生き残ろうとした人間もいれば、もはや助からないことを覚悟して自らの責任と役割を果たそうとした人々もいた。

例えば、タイタニック号設計主任のトーマス・アンドリュースは、一人でも助かる人が増えるよう乗客に脱出を促して回った。その後、救命ボートの不備の責任を感じて船と運命を共にした。設計者としての責任に殉じたのだ。他にも、楽団は、人々を少しでも落ち着かせるために賛美歌を演奏し続けた。神父は、沈没の直前まで聖書を読み上げて人々の恐怖を和らげるように務めた。これらの人々は実在したというから、その勇気ある姿勢には尊敬の念を抱く。

To make each day count.

劇中の台詞の中で最も印象的だった言葉が、”To make each day count.”。意訳すると「毎日を大切に」といったニュアンスになる。その日暮らしの生活を送るジャックに向けた皮肉に対する回答だ。彼はたとえ余裕のない暮らしでも、その環境に不平不満を言うこと無く、毎日を精一杯生きている。日頃の自分を振り返って、私もそんな信念を持った生き方をしたいと感じた。

考察

自分の人生は自分で決める

本作のテーマは「自分の人生は自分で決める」だと私は考えている。物語開始時点では母親や婚約者など、人生が他人によって決められる上流階級の社会に縛られていたローズだが、自由奔放なジャックとの出会いと別れによって、自分の人生を歩むことができるようになった。

物語の最後に、実際に運命を切り開いてきたことを窺える描写がある。飛行機に乗るなど、少なくとも当時の女性像とは異なっていただろう。象徴たる自由の女神像の元で、決意したときから強く生きてきたのだろう。また、そういう意味でジャックの死も必然だった。ジャックと出会い、自由を知ったが、まだジャックに頼っている状態だった。しかし、死別して遺体を海底に沈めて決別した時、初めて真に自立したと言える。

ラストシーンの意味

ラストシーンは、「ローズの死」だと考えている。ジャックの遺言通りに、ローズは様々な体験をして、家庭を持ち孫までが生まれるなど自分の人生を歩んできたが、唯一果たせなかった事があるのではないだろうか。ジャックと結ばれることだ。タイタニックと共に海に眠るジャックに「碧洋のハート」を届けることで愛を伝え、満足して大往生した。そして、こちらの世界で結ばれることは叶わないが、あちらの世界で愛を成就させたのだ。

まとめ

劇中で描かれているのは身分社会の中の女性だが、自分に置き換えて考えることができる。自分たちも社会の固定観念に縛られていないだろうか、と。私は自分のやりたいことをやればいいと思う。たしかに、他者に縛られず自分の人生を歩むというのは勇気がいる。しかし、『タイタニック』のローズの力強く歩む姿には勇気づけられる。だからこそ、空前の大ヒットを成し遂げたのではないだろうか。

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